管理人樹里

コロコロと転げ回っていたずらをして、野山を一緒に駆け回った愛犬も、やがて年と取り、老犬になっていきます。生まれた以上は死ぬのはあたり前で、旅立つその日まで、一緒に過ごした日々に感謝しながらなるべく快適に過ごさせてあげたいものです。老犬の症状と対処法などを考えます。

可能な限り運動させる

動物に取って体を動かすことが何より大事であり、病気などで安静にしなければいけないとき以外は、積極的に運動をさせることが大事です。老犬になると、睡眠時間が長くなり、ちょっとしたことでは起きなくなってきます。老犬だからとそのままにしておくと、全身の筋肉が弱り、あっという間に寝たきりになります。毎日の散歩だけではなく、ボールやおもちゃでの遊びを取り入れるなど、無理のない形で体だけではなく心も運動させることが大事です。犬は前肢に7割の力がかかっているため、老犬になると後肢に意識がいかなくなり、使うことが少なくなることで筋肉量が減り、後肢から弱ってくることが多いものです。ただ歩くだけでは後肢は鍛えられませんから、ジャンプを取り入れた運動、坂道の登り下り、立ったところからゆっくりと伏せをさせるなどにより、後肢を鍛えることができます。小型犬ならまだいいのですが、大型犬が寝たきりになると介護が大変ですから、しっかりと運動を心がけることが最も重要です。また運動により心肺や内臓の動きも活発になります。心臓などに持病がある場合でも、獣医の指導のもと、薬などで体調を整えながら運動を続けることが大切です。

食べ物に気をつける

老犬になると、成犬の頃より運動量が減り、また代謝も下がるため、食べるものに気を配らなければなりません。カロリーは低く、高たんぱく質なドッグフードを食べさせます。消化機能も落ちているため、今まで食事の時間が1日2回だった場合には、3回にするなどの工夫が必要です。

認知症を予防する

体質的な問題もあり、すべて予防できるわけではありませんが、飼い主の心がけで認知症の発症を遅らせる、または発症させないことは可能な場合があります。老犬になるとぼーっとしている時間が増えますが、そのままにしておくと脳の機能が衰えてしまうことがあります。毎日マッサージをして刺激を与える、おやつなどを隠して探させる、座れ、伏せなどの命令を与えるなど、犬が頭を使うように働きかけます。DHAやEPAには脳の衰えを少なくする効果があるといわれていますので、時折魚などを食べさせるのも効果的です。

歩行補助具

犬の足は後肢から弱ることがほとんどで、力がなくなってくるとナックリングという肢の甲の部分を地面に擦り付けるようになります。肢の甲には肉球がないので、すぐに擦れて傷ができてしまうので、そんな時は専用の靴がありますので、履かせるようにします。また後肢をサポートするためのハーネスが各種売られていますので、そのようなもので弱った足を支えてあげることができます。特に室内で排泄のできない大型犬の場合、後肢の補助は欠かせなくなるかもしれません。支えても歩くことができなくなったら、犬用の車椅子もあります。手作りも可能ですが、専用に作っているところもありますから、探してみてください。前足が動くうちは、自力で外を歩けるように手助けをしましょう。

認知症

先ほどは予防法について書きましたが、15歳を越える頃になると、認知症を発症するケースが多くなります。昼夜逆転して夜中に歩き回る、夜泣きをする、急に噛み付いたりする、狭いところに入ったら後ろに下がれないなどの諸問題が出てきます。特に夜泣きや徘徊が続くと飼い主が眠れなくなり、日常生活に支障をきたします。夜に徘徊する犬は昼間に寝ていることが多いようで、昼の間に寝ていても起こして運動をさせる、日光浴をさせて脳内の昼夜のバランスを取り戻すようにします。夜泣きも飼い主が困る症状の一つで、飼い主が眠れないため心身の不調をまねくことがありません。また夜中に大声を頻繁に出されると、隣近所の迷惑にもなります。夜泣きは老犬の昼夜のバランスの乱れや不安感などから起こります。あまりにひどい場合には睡眠導入剤を処方してもらうという方法もありますが、体質に合わない場合もあります。また防音犬小屋という犬の声が外に漏れない犬小屋が販売されていますので、検討してみてください。犬の介護というのは飼い主の健康あってのことですから、飼い主が一番元気でなくてはなりません。

寝たきりになったら

どんなに努力しても、寝たきりになってしまうことはあります。その場合には、排泄物の処理にはオムツや防水シーツを上手に使い、犬や周囲を汚さないように気を配ります。オムツは嫌がる子が多く、全く動けない場合にはお尻の周りの毛をバリカンで刈り、その下にトイレシーツを敷くと簡単に処理できます。さらに犬は寝たきりになると褥瘡ができやすいといわれており、専用のマットを使うと、体位交換が簡単になりますので、上手に利用します。

まとめ

ともに過ごした日々に感謝しながら、老犬が最後まで安心できるような環境を作ってあげましょう。

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《執筆者樹里について》

管理人樹里

犬を本格的に飼い始めてから20年ほど。

現在は訓練競技会などにも積極的に参加。現在ボクサー2匹パピヨン1匹トイプー1匹飼育しているワンちゃん溺愛主婦です。

執筆者樹里の愛犬

《人でも食べられるとハッキリ公式サイトに書かれているこだわりドッグフード》

ドッグフードには、人が食べる者にはまず含まれていないような合成着色料、防腐剤が使われていることが多いです。

また、こだわりの外国産ドッグフードに関しても、輸送工程での温度管理などによる品質劣化の疑念があります。

筆者が犬の健康のために抑えておくべきだと考えているドッグフード選びのポイントは

  • 国内製造であること
  • 国内製造で且つ無添加であること
  • 人でいうところの成人病になってしまうような食事でないこと
  • 人でも食べられる

人でも食べられるということは、犬だから許されるような安価な合成着色料、防腐剤を使用していないという証拠。ネーミングだけで何となく犬の健康によさそうだと勘違いさせるようなドッグフードとは明らかに別物。

愛犬と長く過ごすためにということは勿論のこと、

  • 獣医への通院頻度減により手間が少なくなる
  • 獣医への通院頻度減によりお金が掛からなくなる

ことにもつながります。健康は食から。これは人も犬も同じ。

こだわりの人でも食べられるドッグフードを一度チェックしてみてください。

引用元:カナガン、ナチュラルドッグフード、ロイヤルカナン、サイエンスダイエットの口コミ評判比較他|犬の餌おすすめランキングナビ