管理人樹里

世界には非公認のものを含めて約800種類の犬種があるといわれていますが、国際的に大きな犬種登録団体である国際畜犬連盟(FCI)では2015年1月現在343犬種が登録されています。日本における純血種の登録団体は複数ありますが、代表的で幅広い犬種を登録している団体としては一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)があり、現在194犬種を登録しています。犬種は時代によって流動的なものであり、新たに登録される犬種や登録抹消される犬種などがあります。JKCでは犬種を10グループに分類しています。これらの犬種について解説します。

JKCで登録の多い犬種

JKCに登録されている犬種の中で2015年1月現在一番多いのはプードル(トイ6,992頭、ミニチュア122頭、ミディアム170頭、スタンダード771頭)で総数78,055頭に上ります。2位がチワワで51,329、3位がダックスフンド(カニーンヘン5,667頭、ミニチュア21,404頭、スタンダード57頭)、4位がポメラニアン16,836頭、5位が柴12,470頭になっています。6位ヨークシャー・テリア、7位シー・ズー、8位ミニチュア・シュナイザー、9位マルチーズ、10位フレンチ・ブルドッグと上位10位までが飼いやすい小型犬になっています。大型犬では11位のゴールデン・レトリバー5,634頭が一番多く登録されています。

JKCにおける1G

牧羊犬・牧畜犬のグループで、家畜の群れを誘導したり外敵から保護したりする役割のために作出された犬種のグループです。ウェルシュ・コーギー、オーストラリアン・キャトルドッグ、シェットランド・シープドッグ、ボーダー・コリーなどたくさんのシープドッグと呼ばれる犬種の集まりです。

JKCにおける2G

使役犬と呼ばれる犬種で、ピンシャー、シュナウザー、スイス・マウンテンドッグ、グレート・ピレネーズ、セントバーナード、ドーベルマン、ボクサー、ブルドッグなど、荷物を運んだり、闘犬や警備犬などに用いられていた犬種の集まりです。大型犬が多く含まれるグループです。

JKCにおける3G

このグループはテリアと呼ばれるキツネなどの小型獣用の猟犬です。ウェスト・ハイランド・テリア、エアデール・テリア、ケアーン・テリア、ジャック・ラッセル・テリアなど、小型でもスタミナがあり活発な犬種が多いグループです。小さくて可愛い愛玩犬のようなヨークシャー・テリアもこのグループです。

JKCにおける4G

ダックスフンドのグループです。穴を掘るネズミなどの駆逐に使用するため、足が短くなっています。

JKCにおける5G

鼻が尖ってるという意味のスピッツ系統の犬種グループで、最も原始的な犬種と言われ、秋田、アラスカン・マラニュート、甲斐、サモエド、柴、ポメラニアンなどが含まれます。日本古来の犬種も多くがこのグループに属しています。

JKCにおける6G

臭覚ハウンドと呼ばれる犬種のグループで、優れた臭覚で獲物を追うことができる鳥獣犬です。ダルメシアン、パセット・ハウンド、グランド・パセット・グリフォン・バンデーンなどが含まれます。

JKCにおける7G

ポインターやセターなどの鳥獣犬で、獲物を見つけたことを知らせたり、撃ち落とした鳥などを回収する役割を持ったグループです。

JKCにおける8G

7G以外の鳥獣犬で、各スパニエルやレトリバーなどが含まれます。水鳥を飛び立たせたり、撃ち落とされた獲物を回収したりします。温和な性格です。

JKCにおける9G

いわゆる愛玩犬グループで、シー・ズー、キャバリア、チワワ、パグ、パピヨン、プードル、フレンチ・ブルドッグなど、日本では最も登録件数の多いグループです。

JKCにおける10G

視覚ハウンドという目で獲物を追うタイプの狩猟犬で、アフガン・ハウンド、グレーハウンド、サルーキーなどがこのグループに属します。古くから狩猟に用いたれてきた犬種です。

まとめ

雑種を含めると無数のタイプの犬がいます。自分の生活のサイクルや家族構成、をよく考えて飼育することが大切です。

犬の種類に関するQ&A

Q:小型犬を初めて飼います。どういう点に気をつけたらいいですか?

A:一概に小型犬といっても幅広いものです。まず、主たる飼い主の年齢と家族構成、ライフスタイルが重要になってきます。小型犬は小さいスペースでも飼うことができ、マンションやアパートでも容易に飼育ができます。部屋の中だけで運動が十分という人がいますが、犬は体の大きさに関係なく、屋外で過ごす時間が心身ともに健やかにします。外へ連れ出す時間が取れない人は、どんな犬でも飼うべきではありません。次に自分の年齢をよく考えてください。小型犬の場合、15年以上、あるいは20年以上も生きることができます。人は年を取ると大型犬の飼育が体力的にきつくなるので、小型犬をと考える人がいるのですが、その犬の最後をしっかり看取るだけの余力が自分にあるのか、よく考えましょう。小型犬の子犬から飼う場合には、後見人がいるかどうかが重要です。お金を出せば施設に預けることもできますが、それで飼い主の責任を全うしたと言えるかどうかは疑問です。老齢で小型犬を飼い始める場合には、ある程度の年齢の犬を飼うと落ち着いていて飼いやすいものです。さらに独身、あるいはこれから出産を考えている人は生活が激変することがあるので、そのまま飼い続けられるか先のことをよく考えましょう。これらのことをよく考えた上で、自分がどんなライフスタイルを犬と送りたいかにより、犬種を選びます。

Q:トイプードルを飼いたいと思っています。どんな犬種で注意点はありますか?

A:小型犬の中で現在一番人気はトイプードルです。トイプードルは毛が抜けにくく、アレルギーを引き起こしにくいと言われています。毛が抜けないということは、定期的にトリミングをしなければいけないということです。毎月1万円単位のお金がかかりますし、自分でカットするのは難しいものです。老齢になっても毛は伸び続け、体力が落ちてもトリミングをしないとあっという間にボサボサになってしまいます。またトイプードルは頭が良く、とても活発な犬なので、遊びの要求も多く、結構うるさい犬種です。まったりと過ごしたい人には不向きな犬種です。一方小さい犬でも一緒に遊びたい人にはぴったりの犬種で、ボール遊びからアジリティーまで、広く一緒に楽しむことができます。

Q:シーズーはおとなしいと聞きましたが。

シーズーは頭が良く、理解力もあり、とても躾のしやすい犬種です。陽気ですがトイプードルほど活発ではないので、日頃から犬と静かに暮らしたい人や、子供や老人がいる家庭でも安心して飼うことができます。被毛は長く伸びるので、毎日のブラッシングが必要で、目や口に毛が入らないように工夫が必要です。

Q:キャバリアは飼いやすいですか?

A:キャバリアは温厚な性質で、誰とでも仲良くなれる家庭犬です。被毛も柔らかく滑らかで美しく、トリミングは特に必要がありません。目が大きいので眼病などに注意します。遺伝的な病気も多いので、親の状態を見極められる優良ブリーダーから求める方が安心です、

Q:ヨークシャーテリアは初心者向けですか?

A:ヨークシャーテリアは気が強く、甘やかすと噛み付くなど勇猛なところがあります。厳しく躾けられる人が飼わないと、後々後悔します。被毛が細く長いので、毎日のブラッシングが必須です。ブラッシングが大変な時は、短くカットしてしまうのも一つです。

Q:パピヨンは飼いやすいですか?

A:パピヨンはとても活発で明るい性格です。まったり過ごすというよりは屋外で運動などをして過ごすようなライフスタイルに向いています。頭が良く従順なため、訓練競技会でも上位を占めるような犬種です。骨が非常に細いので、元気が有り余って高いところから飛び降りたりすると、骨折しやすいので注意が必要です。耳の飾り毛がもつれやすく、ブラッシングが必要です。遺伝的疾患も少なく、病気もあまりせず、長生きする子が多いようです。

Q:ミニチュアダックスフンドは吠えやすいと聞きましたが。

A :ミニチュアダックスフンドはスタンダードダックスフンドを改良したものです。もともと狩に使われていた犬種ですから、吠えることを得意としています。無駄に吠えないようにしっかりとした躾が必要です。胴が長い分椎間板ヘルニアになりやすく、肥満に気をつけながら筋肉を強化する飼い方が必要です。

Q:チワワを飼う上で気をつけることはなんですか?

A:チワワは非常に寒がりなので、保温を第一に考えます。性格は若干気の強いところがあり、怖さから大型犬にほえ付くなどの行動が見られます。ドッグランなどで噛み殺される率の高いのもチワワです。動きや大きさ、ほえ付くうるささなどから獲物に見立てられてしまうと、非常に危険ですから気をつけましょう。吠えたりしないように躾をするとともに、中型犬以上の犬がいるところでは自由にさせない配慮が必要です。水頭症などの疾患の可能性が高い犬種でもあります。

Q:大型犬を飼いたいのですか、どんなことに注意したらいいですか?

A:犬を飼うにあたって、家の広さは関係ないのですが、さすがにあまりに狭いと飼い主と犬の場所取り合戦が勃発します。まず自分の家の広さに余裕があるかどうかは重要です。また小型犬に比べて、餌も多く食べますし、病気も多く、また一旦病気になると費用がたくさんかかります。またホテルなどに預かってもらう場合にも、小型犬より高額な費用がかかります。力が強いので、躾を怠ると、非常に危険です。噛みつきはもちろんのこと、散歩でも犬が力を入れたら簡単に引きずられることがあります。シャンプーもお風呂場が狭いと非常にやりにくい状況になります。小型犬より大型犬の方が社会化にはより気を配る必要があります。大型犬はすぐに大きくなってしまうので、ブリーダーでも早く譲りたがる傾向にありますが、できるだけ長く親兄弟を過ごさせることが後々の問題を最小限にします。

Q:大型犬を初めて飼いますが、どの犬種がお勧めですか?

A:一般的にはラブラドールやゴールデンレトリバーなどの回収を得意とする犬種は、性質も穏やかで他の人や犬とも仲良くできると言われています。しかし、近年、人気の高まりとともに、両親の性格などを考えずに繁殖をする人が出てくるにしたがって、噛み付くなど、凶暴な性格を持っている犬もいますので注意が必要です。ラブラドールやゴールデンレトリバーは子犬の時のいたずらが激しく、自由に室内で飼うのであればかなりの覚悟が必要です。今の日本で売られているラブラドールには、展覧系と訓練系があり、展覧系はどっしりと重く、動きもそれほど活発ではありません。一方の訓練系は小柄で体重も軽く、動きも活発です。訓練系は運動や訓練をさせないと欲求不満がたまり、破壊行動などが起きやすいので、犬の遊びや訓練に付き合えるかどうか、よく考えてから飼うようにしましょう。ゴールデンレトリバーはラブラドールレトリバーより若干おとなしい傾向にはありますが、被毛が長く、またラブラドールと同じく泳ぐことが大好きなので、手入れが大変です。また大型犬は老齢になると足腰が弱る個体が多く、寝たきりになると世話が大変です。若いうちから筋肉をしっかりと鍛え、亡くなるまで自分の足で歩けるよう努力しましょう。

Q:小型犬では満足できませんが、大型犬も大変そうです。中型犬でお勧めはありますか?

A:犬の中でも15〜25キロ以内くらいの中型犬が一番活発です。特にボーダーコリーなどは頭も同時に使うような激しい運動が必要です。毎日歩くだけの散歩では不満が溜まり、噛みつき事故などが起こりやすいので注意が必要です。一緒にスポーツを楽しむライフスタイルの人には、ぴったりです。

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《執筆者樹里について》

管理人樹里

犬を本格的に飼い始めてから20年ほど。

現在は訓練競技会などにも積極的に参加。現在ボクサー2匹パピヨン1匹トイプー1匹飼育しているワンちゃん溺愛主婦です。

執筆者樹里の愛犬

《人でも食べられるとハッキリ公式サイトに書かれているこだわりドッグフード》

ドッグフードには、人が食べる者にはまず含まれていないような合成着色料、防腐剤が使われていることが多いです。

また、こだわりの外国産ドッグフードに関しても、輸送工程での温度管理などによる品質劣化の疑念があります。

筆者が犬の健康のために抑えておくべきだと考えているドッグフード選びのポイントは

  • 国内製造であること
  • 国内製造で且つ無添加であること
  • 人でいうところの成人病になってしまうような食事でないこと
  • 人でも食べられる

人でも食べられるということは、犬だから許されるような安価な合成着色料、防腐剤を使用していないという証拠。ネーミングだけで何となく犬の健康によさそうだと勘違いさせるようなドッグフードとは明らかに別物。

愛犬と長く過ごすためにということは勿論のこと、

  • 獣医への通院頻度減により手間が少なくなる
  • 獣医への通院頻度減によりお金が掛からなくなる

ことにもつながります。健康は食から。これは人も犬も同じ。

こだわりの人でも食べられるドッグフードを一度チェックしてみてください。

引用元:カナガン、ナチュラルドッグフード、ロイヤルカナン、サイエンスダイエットの口コミ評判比較他|犬の餌おすすめランキングナビ